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第164回スペシャルツァーIN石岡(茨城)
―看板建築のある町と茅葺民家が集まる風土記の丘―


  石岡駅内に飾ってあるある祭りに使用される獅子頭・メインストリート中通りに並ぶ看板建築


茨城県に奈良時代に常陸国が誕生し、石岡の地に、国府が置かれ、続いて国分寺・国分尼寺が建てられました。以後、石岡は茨城県の最古の都市として繁栄してきました。江戸時代に水戸藩が置かれるまでは石岡が常陸国の中心でした。

そこで、ここには数多くの史跡や文化財がある中で、今回のツアーでは、1日目は、古い看板建築で国の登録有形文化財が数多くある町中の散策と、茅葺民家が集まる風土記の丘の見学を中心に街歩きをしました。

さらに一泊組は、石岡駅近くのホテルに泊まり、翌2日目は、「花と緑の楽園」といわれる広大な敷地の「茨城県フラワーパーク」で花を愛でた後、「常陸国総社宮例大祭」(関東三大まつりの一つ:石岡のおまつり)を楽しみました。


まちなかの登録文化財 看板建築めぐり

看板建築とは、関東大震災後に中小規模クラスの商店によって数多く建設された、それまでの伝統的な町屋に代わる、洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居です。前面を装飾をほどこし,銅版を張ったものなど、見ごたえのある建物です。
石岡駅を中心に広がる市の中心街には、他の都市には見られないほど数多くの登録文化財としての看板建築が点在しています。


    各看板建築の前に立つ登録文化財を証する碑



午前中は、地元の女性ボランティアガイドさんの案内で、石岡駅から「まちなかの登録文化財」や「歴史散策コース案内」などの散策マップに従って、のんびり歩きながら案内してもらいました。

 



 丁子屋(上)の内部



今も現役の商店として使われている登録文化財である看板建築が、数多く立ち並ぶ街のたたずまいに、「すてき、こんな街はじめて!」などと参加メンバーは目を見張って、街歩きを楽しんでいました。






石岡のおまつり 常陸国総社宮例大祭

茨城県を代表するこの祭りは、毎年9月15日に例大祭が行われ,神幸神事については,敬老の日を最終日とする,土,日,月曜日に行われる。菊紋の神輿に遷された御神体を獅子,山車が供奉し,年番(当番)町内に設けられた仮宮まで渡御する。神輿は3日間当地に鎮座し,多くの参拝者が訪れる。1日目は, 本社から仮宮までの神幸祭,2日目の大祭を経て, 3日目は,仮宮から本社までを還幸祭という。(以上、市のブログより)


  常陸国総社宮の茅葺きの門

  境内にある大和武尊が掛けたといわれる石


15日に大祭の神事の儀式が総社宮本殿で厳かに執り行われますが、めったに見られないその儀式を、運よく今回のツアーでは、本殿の外で拝観することができました。

  儀式を執り行う神官

 獅子頭が本殿に入る直前  



  総社宮近くにある常陸国の国府跡碑

  国府跡地に建つふるさと歴史館

  総社宮近くに建つ府中松平氏の石岡陣屋表門




常陸風土記の丘


そのあと、送迎バスに乗って郊外にある、「常陸風土記の丘」へ。
そこには江戸時代からの大きな茅葺の曲屋(まがりや)が待っていました。そこはお休みどころ兼食事どころになっていて、昼食は、ここでおいしい蕎麦料理をいただきました。

 お休みどころ兼食事どころになっている曲屋

 メンバーの食事前の様子


食後は、ガイドさんの案内で風土記の丘の見学です。
縄文~弥生時代の竪穴式住居から、江戸時代の曲屋・直屋(すごや)まで、さらに連房式といわれる、他では見られない長屋造りの大きな工房や、その管理役人の官舎など、見ごたえのある建物群が並んでいました。
参加メンバーの皆さんは、ガイドさんの説明に、おおきくうなずいたり、質問をしたり、熱心に見学しました。



 竪穴式住居群

 連房式の竪穴工房兼住居
 工房の内部

 ここで面白かったのは、大祭のシンボル的な獅子頭の日本一大きいといわれる像が高台に展望台として鎮座していることでした。(台座からの高さ14m)
大きな口の中が展望所になっていて、ここから風土記の丘が一望できました。

  日本一といわれる獅子頭展望台



参加したメンバーの皆さんの感想は、「石岡が、こんなに豊かな歴史と文化に包まれたところとは予想外でした。、感激しました。首都圏の近くにありながら、全く知りませんでした。」といううものでした。





| 茨城県::石岡市 | 09:25 AM | comments (0) | trackback (0) |
第111回スペシャルツアーIN牛久(茨城県)
ギネス登録120mの牛久大仏と重要文化財シャトーカミヤを見学


  チューリップ写真をクリックすると拡大されます

   シャトーカミヤの中庭 建物は重要文化財の本館


集合地の牛久は、以前タウンウォッチングで別荘を見たりした所ですが、
ここは谷中霊園に大きな墓のある神谷伝兵衛の地であり、どんな人だった
のかなと思いながら、牛久駅にやってまいりました。

  神谷伝兵衛記念館の貯蔵庫 



この日(5月24日)は、あいにく朝から雨のため、午前と午後のスケジュー
ルを入れ替え、まず徒歩でシャトーカミヤに向かい、10分足らずで到着、ワ
イン王といわれた神谷伝兵衛の創設した醸造施設を見学です。

国指定重要文化財である発酵室・貯蔵庫・事務室が現存しており、2階で
はワイン醸造の資料、有名画家たちの描いたラベルの貼付された瓶の数々、
そして政財界の大物たちとの交流を示す写真も展示されていました。


 記念館の展示室   試験ブドウ園

広い庭園を散策したり、売店では買い物や試飲を楽しんだ後はバスで昼
食会場に移動。
昼食は和食の「弥七」でミニ懐石をいただきましたが、これがとてもおい
しく大満足でした。

 「弥七」での楽しい昼食会


昼食後はバスで牛久大仏へ。
案内人付きで、牛久大仏ツアーを開始。ギネスブックにも登録されている
世界最大の大仏で、高さ100メートル、アメリカの自由の女神像の2倍
半という大きさ。それが20メートルの台座に鎮座している、上品下生の
印相をした阿弥陀大仏です。

   広い浄土庭園の花園に立つ牛久大仏

 高さ20mもある巨大な台座


地上には実物大の螺髪が一つ置かれていましたが、とても大きく200kg
もあるそうです。しかも大仏の頭には、これが480個もついている、想像
を絶する重量です。

エレベーターで85メートルの高さまで昇り、天気のいい日は窓からは富士
山をはじめ、広く景色を望めるそうです。


 約3000体もある大仏体内仏



広い浄土庭園や小動物と触れ合える場所もあり、短い時間でしたがお猿さん
の芸も見られました。


  大仏内の写経所


大仏足下の仲見世では、牛久大仏招魂饅頭も購入できます。
また、広い花園もあり花摘みをする予定でしたが、あいにく雨上がりのため、
この日はできませんでしたが、十分堪能できました。

帰路では、落花生の専門店「いしじま」でおみやげを買い、取手駅から帰宅
の途につきました。ちなみに、牛久は日本有数の落花生の特産地だそうです。

往復の車中からは、雨に洗われた新緑が見られ、まだ苗の小さい田んぼでは、
水面に周りの景色が映り、心和む景観でした。

牛久は茨城であり、あまり行かないし、遠いイメージがありましたが、行ってみ
て案外近いことがわかりました。
ともかくこの日は、盛りだくさんの一日を目いっぱい楽しむことができました。

                          第一火曜 工藤綾子








| 茨城県 | 05:18 PM | comments (0) | trackback (0) |
92回スペシャルツアーIN真壁 (茨城県桜川市)
蔵の町真壁のひなまつり  
                              
平成20年3月4日に実施。
つくば駅で集合して、レストランのバスに乗り込みました。
幸い、好天に恵まれてスタート。真壁は茨城県県西部に位置し、農業と石材業が盛んな町。人口は1万人弱です。

以前は、筑波鉄道がありましたが、廃線になりつくば市や取手市からの路線バスしかない交通の便が悪い町です。

途中、加波山 の山肌がむき出しになって石が切り出されていました。
後に埋蔵量日本一の御影石の産地だということがわかりました。

真壁町は2005年10月1日、近隣の岩瀬町、大和村と合併し、桜川市真壁町へ。もともと真壁は真壁城のある城下町でしたが、江戸時代初期に加増移封となった際に、 真壁藩主・浅野家が移転することをいやがったために隣接の笠間藩と合併することとなり、藩としては消滅しました。

真壁城は廃城となりましたが、街中には笠間藩の陣屋が設けられていました。
400年前の城下町の町割を残し、笠間藩の陣屋があったところを中心として、市街地には古い町並みが広がっています。

近年「ディスカバーまかべ」という町の人たちのグループが、自分たちの住む町のよさを見つけるきっかけになり「真壁」の町の名が首都圏にも発信されるようになりました。

現在、見世蔵や土蔵など文化庁登録文化財の数は104を超え、古い町並を活かしたイベント「真壁のひなまつり」には12万人の人出をよぶようになったのです。

地図(http://b.hosomichi.jp/hossy/tour/33/768/map)


3月3日にひな祭りは終了したものの、何箇所もひな人形を飾ってあり、祭りの様子をうかがうことができました。
「かえって人込みのときでなく、よかった」の声が聞かれました。

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真壁石灯籠(国指定伝統的工芸品)の町らしく、庭や玄関先に石灯籠を置いている家が多く、石でできたひな壇飾りにはびっくり。

   御影石で作られた雛人形


私たちが見た主な建物。
塚本家、伊勢屋旅館、潮田家住宅、旧真壁郵便局、中村家、橋本旅館などなど。

http://b.hosomichi.jp/hossy/tour/33

町にはボランティアガイドさんのグループが活躍して、来訪者に町のよさを伝えてくれます。
今回は2人の鈴木さんにお世話になりました。見知らぬ私たちに懐かしい味の「あんこ飴」をくださった人。道いっぱいに広がった私たちが通り過ぎるのを待っていてくれた車など、温かい真壁の人たちにお別れしました。

途中、町で買い求めた山口屋の草もちに舌鼓をしながら筑波山梅林へ。
梅林には紅梅が盛りでよい香りを漂わせていました。




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| 茨城県 | 06:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
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