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街歩きにベストな天下の名泉ー草津 (群馬県吾妻郡草津町)
街歩きと温泉巡りと森林浴とがセットの魅力


チューリップ写真をクリックすると拡大されます


草津温泉の中心「湯畑」



先日の敬老の日に、「祖父母を連れて行きたい温泉」というあるメディアのアンケートの2位に草津が選ばれていました。確かに草津は“天下の名泉”には違いないでしょうが、タウンウォッチングをするのにもベストな街であることは、あまり知られていないようです。
しかし街歩きをしていると、温泉はもとより、草津の自然や文化や歴史の奥行きの深さに魅せられます。

有名な湯畑を中心とした温泉・商店・旅館ホテル街、については一度訪れた人には知られたところですが、草津の本当の良さは、その周辺にあるようです。それを知るためにも、まず温泉資料館から訪ねてみたいものです。

  湯畑周辺の街のにぎわい


草津は、人口約7500人で、現在では小さな町といえますが、江戸時代には「草津千軒江戸構え」と繁盛して、『東海道中膝栗毛』の十返舎一九も草津に宿泊したとか。

明治初めに草津を訪れたベルツ博士は、温泉と自然環境に驚嘆して世界に紹介。
コンウォール・リー女史は大正初めにハンセン病救済活動を始めたということで、それを記念した頌徳公園があります。

  いたるところに温泉が湧いているいる西の河原公園


天狗山スキー場は日本最初で東洋一のリフトを昭和28年に造った。そして、草津生まれの草津育ちというあのオリンピックで大活躍した世界的スキーヤー荻原健司・次晴兄弟などの多くの選手を輩出しました。

綿貫ペンションは日本初のペンションで、付近のペンション村も日本のペンション村としての発祥地だそうです。

  綿貫ペンション


その他もろもろ、資料館で得、興味をそそられた知識をもとに気の向くまま散策していくと、より楽しいウォーキングになるでしょう。

さて、私はこの夏2週間ほどここに滞在しましたが、いちばん気に入り、日課として欠かさなかったのが、森林浴を兼ねた散策でした。宿から続く小道を行くと、約2㌔におよぶサイクリングロード兼遊歩道があります。

  夏も涼しい森林浴の遊歩道


カラマツやブナ、白樺などが豊かに茂る森の道。両側にはアジサイに似た白い花が咲く樹木が至るところで甘い香りを漂わせていて、後にこの木が「ノリウツギ」だと知りました。

   街や森をかぐわしくいろどるノリウツギの花


この道は、天皇・皇后両陛下が散策された「ロイヤルロード」にも続いています。私もそのチップの敷かれた心地よい小道をのんびり歩きました。

  ロイヤルロード


ともかく、草津の森は疲れた都会人には心地よく、一目で魅了され毎日散策しました。

  遊歩道の途中に広がる美しい睡蓮池

草津がタウンウォッチングをするのにもベストな街だといいますのは、ここは街にも野山にも、行きたい所にはほとんどが歩いて行けるという、コンパクトなまとまりとバラエティがあるからです。前記の遊歩道にも枝道がいくつもあり、民家や旅館街などともつながっています。

アップダウンが多く、初めは閉口していた草津の道も、道なき道を探したり、ここに出るのかと発見したりと、毎日面白がって歩いたものでした。

   豊かな緑のふところに抱かれた大露天風呂の外観
 

もちろん、草津の魅力は良質で豊富な温泉にあり、西(さい)の河原公園ではあちこちに熱泉が湧き出、大露天風呂は、森に囲まれ、池のように大きく、自然と一体化した素晴らしい温泉です。
また、町には各町内で管理している無料の共同浴場が18もあります。

  各町内で管理している無料の共同浴場の一つ地蔵の湯(源泉<手前の柵>、浴場舎<奥>、足湯<右手奥>)


街歩きと温泉巡りと森林浴とがセットでできるのが、草津一番の魅力です。

私は、これからも四季折々の草津を楽しんでみたいと、期待しているところです。


電車 東京から草津へのアクセス

①東京駅→軽井沢駅(長野新幹線70分)→草津(草津バス・西武高原バス65~115分)
②上野駅→長野原草津口駅(特急草津148分)→草津(JRバス25分)






| 群馬県::草津町 | 10:43 AM | comments (0) | trackback (0) |










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