知られざる香梅園と花王東京工場見学
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香梅園の梅の香りに誘われて来たメジロ
3月1日、春霞につつまれた今回のツアー、私には初めてづくしの楽しい一日でした。
東京に50年以上住んでいて、亀戸に降り立ったのが初。
高層建築が無く、なつかしい商店街や民家が軒を連ね、昭和30年代の子供のころにタイムスリップ
させられたようでした。
枝垂れ梅の香梅園
咲きほこる香梅園で
まずは小村井駅近くの香取神社境内にある「香梅園」へ。
こちらは小規模ながら多種類の、とりわけ枝垂れ梅が沢山咲き誇り、辺り一面良い香り。
これに誘われて数羽の目白が人の気配に逃げもせず、花の蜜を吸っている姿は、
まるで日本画の世界。
次に
花王墨田事業場へ。
花王の工場に入るメンバー
ここは化粧品工場ということで、工業用ロボット等オートメーション・ラインの大人の社会科見学をしました。
その後は一角にあるお試し用の化粧品コーナーへ。
口紅、アイシャドー、美白クリーム等。参加者全員数段美人になりました。
花王のミュージアム前で
併設のミュージアムでは、髪や肌の測定、石鹸・洗剤の歴史やポスターとなつかしいCM等が見られ、
時間が尽きないほどでした。
北十間川の福神橋から工事中のスカイツリーを遠望するメンバー
花王工場の見学の後、4月に月例ツアーのあるスカイ・ツリー(新東京タワー)を北十間川越しに見て、カメと大根
をかたどった「亀戸」の銘の石塀のあるもうひとつの香取神社へ。
境内には「亀戸大根の碑」もありました。今が旬なのか「大根収穫祭」の張り紙を目にしました。
香取神社に立つ亀戸大根の碑
名物の亀戸大根料理
亀戸大根料理の専門店「升本」
いよいよランチタイム。名物の亀戸大根料理「升本」へ。
全てが大根なんて、本当ですか? 美・味・し・い!!
ご飯のお代わり自由。でも、お腹いっぱい!
初めてご一緒する隣の方とも、もうお友達。
食後は自由行動。
江戸切子のお店へ。ぶらりと立ち寄って購入するには、ちょっとお高い工芸品。
せめて切子のペンダント・ヘッドでもあれば良いのに・・・。
最後は藤の花で有名だけれど、
梅祭り最中の亀戸天神へ。沢山の梅の花が香る中、池には沢山のカメが甲羅干し
をしていました。
門前に鼈甲屋さんがあって、こちらも江戸時代からの素晴らしい工芸品でした。
お土産には建物からして老舗の「船橋屋」の「くず餅」です。
小さい箱でもズッシリ重く、たっぷりの黒蜜と黄な粉でいただきました。
次回のスペシャル・ツアーも楽しみです。
井上 裕美子 (第2土曜)