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第157回料亭新ばし金田中食事会と東をどり鑑賞
<一度は見たい東をどり鑑賞と一度は行きたい「料亭 新ばし金田中」食事会>



  新橋演舞場の前の塀に囲まれた金田中のたたずまい


新橋花柳界は東銀座から築地の一帯、料亭、茶屋、芸者置屋で構成されます。由来は、新橋と云う橋が古くの銀座8丁目に在ったことから、地名と花街に名を残しました。

幕末に興った新橋花柳界は日本有数の料亭と「芸の新橋」と賞される芸者衆の踊りと邦楽、伎芸を誇る街。その芸を一見(いちげん)さんにも開かれるのが年に4日間の「東をどり」。


新橋演舞場
 演舞場の入口に立てられた「東をどり」の看板



新橋演舞場の前にある「料亭 新ばし金田中(かねたなか)」。数寄屋造りの建物を取り囲むようにそびえる店の象徴の竹林。外の喧噪とはかけ離れた時と空間を演出しています。

日常を忘れて四季折々のしつらえに身をおき「日本人」であることに立ち返ることのできる場所。

掛け軸や屏風、生け花といったしつらえに、四季の移り変わりを感じながら、繊細な料理と旨い酒、そして芸者の踊りに酔いしれる選ばれし者だけが足を踏み入れることを許される華やいだ世界があります。



<以下は参加したメンバーの感想です>


「東をどり」と「金田中」

東をどりについては何の知識もなく、有名料亭 金田中の料理にひかれての参加でした。

初夏の風の気持ちいい日で、おしゃれをして出かけました。

今年で92回目、1年に4日間一見さんにも開かれる 東をどりを新橋演舞場3階席で鑑賞しました。

芸者衆の踊り邦楽は遠すぎた感もありましたが、和のレビューを見るには舞台の奥まで見渡せ大満足。

スクリーンに映し出された滝、水しぶきも上手に表現されていてすばらしかった。

観客の掛け声も聞かれ華やいだ雰囲気もありましたが、空席も多く時の流れを感じてしまいました。


 庭の美しい竹むらが見える金田中


新橋 金田中は打ち水をした玄関を入り大広間の食事会場へ。

床の間に飾られた、富士に石楠花の軸、大きな壺の生花、陶器の置物のしつらえや、季節を

感じる料理は繊細な盛り付けで、それぞれに合わせた器もみごとでした。


食事途中から,粋な3代目当主の江戸歴史話を聞きながら、楽しく美味しくいただきました。

庭を見ながらの食事を期待していましたが、かなわず残念でした。(高速道路がすぐ通っているとのこと、窓は開けられませんでした)

最後は会員の方々のベラルーシのりんごの話、和倉温泉加賀屋の話、大阪城の催し物の話等が聞けて、出かける機会の少ないこの頃なので刺激になりました。

楽しい時間はあっという間。贅沢な一日でした

  第2火曜 三村菊代


 金田中の客間の純和風のしつらえ


 客間での楽しいメンバーの会食




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第157回料亭新ばし金田中食事会と東をどり鑑賞


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第116回スペシャルツァーIN人形町
ミシュラン3つ星料亭 玄冶店 濱田家で楽しむ


 濱田家の正面


今回は、ミシュラン3つ星料亭 玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)で和食を楽しむことをメインとし、その後水天宮など人形町界隈のミニタウンウォッチングを楽しむことにしました。

濱田家は大正元年創業の高級料亭で、2007(平成19)年に日本料亭では初のミシュラン3つ星になりました。
ここに、参加メンバーから感動のレポートを寄せてもらいましたので、ご紹介します。


 建物へつづく庭
 

名の知られた高級料亭に大きな期待で訪れました。
「お着きの間」にて一服のお茶の後、仄かに香の薫りを感じながら二階大広間に案内され、床の間の大きな松と花に目を奪われ着席。
お献立に目がいく。
濱田家のいわれや中東の王族が訪れた時の話を伺った後、GTWの会の発展を記念し、白酒で乾杯。

 お着きの間で、まずお茶を一服 



いよいよお料理です。

黒いお盆に前菜の数々。
まず最初は、いかのこのわた和え。
「わっ、おいしい!」-ほとんどお酒は嗜まないのに、思わずちょっぴり一口舌にころがすと、二箸目はさらに美味しく嬉しくなってきた。
そして献立表にそってお料理は進み、どれもみな美味しかったのだが、特に美味しかったのをいくつか挙げると、
海老=新鮮な海老本来のうまさが生きて
さより=身の白さ、皮の青さ、歯触りの季節感
鰆(さわら)=脂ののりに甘さからさが絶妙で、皮までいただいてしまった
四川味噌・白味噌=頃よい味が主材を引き立て
白和え=風味と共にこっくり、まったりした中に主材の香り歯触りが利いて味わいを深め
炊合せ=海老芋のほっこり、ねっとりさの中に染み込んだうまみと、筍のほんのわずかなあくっぽさのうま味と香りに、春の走りがあったし、三箸といかない量の壬生菜の煎煮でも、菜と味の両方のうま味が生きて調和
ご飯=穴子が鰻の白焼きのように身白くふっくらと皮も色よく、穴子とごぼうののたれ味のかかったご飯にごぼうが香り、美味しいご飯でした。

料理の一部



美味しさに心が行き、器の印象が薄いのですが、赤土に緑の上薬の厚みのある焼き物皿が思い出されます。

ともあれこれらの美味しさは、良質の素材と料理人の腕の確かさによるのですが、健康だからこそ味わえた幸福だと感じています。

最後に記念写真を撮っていただき、期待にたがわぬ味に満ち足りて、次の人形町界隈の探訪に向かいました。

追記
今改めて献立表を眺めますと、精進料理の五味・五法・五色にもプラス懐石料理の旬、走り名残にも十分適っておりました。
五味=甘・酸・鹹(塩味)・辛・苦
五法=煮・焼・蒸・揚・生
五色=青・黄・赤・白・黒
                                                第一木曜  多賀久子






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