―鉄の製造現場JFEスチール製鉄所で迫力の見学会と古民家レストランでの食事・青葉の森公園散策―
JFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)は、首都圏をひかえた京葉工業地域に、戦後、わが国で初めて建設された銑鋼一貫の臨海製鉄所です。広さは東京ドームのおよそ170個分、約766万m2というビッグスケール。見学では、製鉄所のシンボルとしてそびえる巨大な溶鉱炉と、ダイナミックな鉄の製造過程の一部を。
昼食会場の「倶楽部泉水」の母屋は茅葺。
かつて明治天皇が明治15年の八街で行われた大演習の折に休憩された由緒ある建物。
「玉座の間」を始め、「宴の間」「囲炉裏の間」「桂の間」など4畳半~17畳まで、それぞれ特徴のある7つの部屋や、離れ腰掛炬燵の個室「竹林亭」もあります。
青葉の森公園は、我が国畜産技術研究の発祥の地として大正6年に設立された農林水産省畜産試験場の跡地を利用して建設されたものです。
昭和62年のスポーツゾーン、平成元年に中央博物館・生態園、平成2年に彫刻の広場・西洋庭園、平成4年に芸術文化ホール、平成5年におはなみ広場・さくら山、平成7年には公園センター、わんぱく広場と平成8年つくしんぼの家・水の広場ですべて完成しました。
JFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)
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JFE見学センター・千葉歴史記念館(左手前赤レンガの建物)と隣接する本部棟
見学センターでスクリーンなどを通して、工場の説明を聞くメンバー
見学センターから見学先の溶鉱炉や圧延工場まで場内バスで、約15分もかかる道のりを説明を聞きながら移動
この工場見学で圧巻だったのは「熱間圧延」の工程。
厚さ20cmくらいのベニヤ板状の赤く焼けた鋼板を圧延機にかけて伸ばし、厚みがわずか0.8~25mmくらいまでにします。
この工程は約600mあり、それだけ長大な工場内での流れ作業で、コンピュータ制御された、世界初の圧延技術とのことです。
最後に巻き取られる迄を、流れに沿って歩きながら見学したメンバーは「すごい!」と口々に
工場見学の後、創立者西山弥太郎の像(右後方)の前で記念撮影
古民家レストラン「倶楽部泉水」
お迎えに来た古民家レストランのバスで食事会場に向かいます
古民家レストラン「倶楽部泉水」の茅葺の長屋門の前に到着
食事会場の茅葺の母屋
明治天皇が大演習の折に休憩された玉座の間の一部
食事の前に建物の由来などの案内を聞きます
会場の部屋の欄間に飾られている槍や長刀に歴史を感じます
青葉の森公園
青葉の森公園では菜の花の咲く庭や、ソメイヨシノの後に花開いた美しい八重桜の丘「さくら山」などを散策